フランスアンティーク家具 | 横浜 「aje antiques」



アンティークに纏わる
素敵なお話しや、豆知識を、綴っていきます。。






優美なリネンフォールドの装飾


リネンフォールドとは
揺らめくリネンが折りたたまれたように見える
美しい装飾のことです。

ゴシック様式の頃から
受け継がれてきたこの模様。

神秘的な教会のアンティークに
見られることが多いそうです。

まるで天に流れるオーロラのようで。。

リネンフォールドが刻まれている家具を
ぜひ、探してみて下さいませ。









朝食の傍に…エッグスタンド


ころんとした見た目が可愛いエッグスタンド。

日本ではあまり使われないですが
ヨーロッパでは昔から
日常的に使われてきたそうです。

というのも…
ヨーロッパでは半熟卵が好まれる為

綺麗に美味しく頂く為には
エッグスタンドが不可欠だったそうです。

半熟卵をエッグスタンドに置き
スプーンの背などで叩いて殻を割ったあと
卵を掬って頂くそうです。

素敵な朝食の風景が、思い浮かびます。。


◇Egg Stand Set (EU2190)
◇Egg Stand Set (TA515)









アンティークでフランスガーデンを愉しむ


オーナーがアージェを始めるまで
素敵なガーデンアンティークと
なかなか出逢えなかったことから

アージェでは、ガーデンアンティークも
たくさん集めております。

本来、フランスガーデンというと
ヴェルサイユ宮殿の素晴らしい庭園から伝わる

左右対称の配置を基調とした
スタイルのことを呼んでいるそうです。

鷹や動物のオブジェ
ペアのプランター&スタンドなどを置いて頂くと
素敵なフランスガーデンが生まれます。

でも、フランス人のベロニカのガーデンはざわざわしています。
「その方が好きなのよ」
と笑う、彼女も素敵です。


♰ プランターはこちらからご覧頂けます。
♰ オブジェはこちらからご覧頂けます。









美しき音色を想わすライルモチーフ


ライルとは古代ギリシャの
弦楽器を意味する言葉から来ているそう。

ハープなどの
美しい楽器を象った装飾は
椅子の背もたれや家具の一部に見られ

音楽を愛する宮廷文化の様子が
そこに表されている気がします。

優美で、繊細な姿…
遙か彼方から
美しい音色が聴こえてきそうです。


◇French Cabinet (EU1994)
◇Bench Stool (240-23)
◇Chair (1156-24)







プティサイズのショットグラス


フランスで時々見かける
プティサイズのグラスは
ショットグラスと呼ばれています。

日本では馴染みのないグラスですが
欧米ではウイスキーやリキュールなどのお酒を
ストレートで飲む時に用いられていたそう。

お気に入りのディスプレイの中に
ひとつ、ふたつ…

失くしやすいピアスなどの
置き場所にしても素敵です。


♰ グラスはこちらからご覧頂けます。









日本のお家にぴったりなネストテーブル


ネストテーブルとは
お揃いのデザインで大、中、小などの
サイズ違いがセットになっている
テーブルのことを言います。

小さいものを、大きいものに…
重ねて収納出来る為

ゲストを招く時には
それぞれのテーブルを出して…

普段は重ねておくことで
場所を取らない為
日本のお家事情にもぴったりなテーブルです。


♰ ネストテーブルはこちらからご覧頂けます。









伝統を継ぐ美しきウェッジウッド


今や誰もが知るほどの
英国王室御用達の陶磁器ブランド
WEDGWOOD ウェッジウッド。

かつてシャーロット英国王妃より
"クイーンズウェア"を命名され
一躍有名になったと言われます。

精緻なレリーフのジャスパーウェアをはじめ
様々な美しいシリーズがあり
コレクターも多く存在します。

洋食器を揃えられるなら
まずは伝統のある美しい
英国ウェッジウッドの逸品は如何でしょうか?


♰ カップ&ソーサーはこちらからご覧頂けます。
♰ プレートはこちらからご覧頂けます。









曲線美のバルーンバックチェア


バルーンバックチェアは
背もたれが気球や風船のような
緩やかな曲線を描いているチェアのことを言います。

19世紀のヴィクトリア時代を
代表するデザインと言われ
サロンや客室、ダイニングなど
様々なシーンで活躍してきたそうです。

どんな時も受け入れてくれそうな
優しい印象を与えます。



♰ チェアはこちらからご覧頂けます。







美しいガゼボ


ガゼボとはパビリオンの一種で
17世紀から18世紀に
フランス式庭園に導入された
屋外型の美しい建築物のことを言います。

主に屋根と柱で出来ており
人々が風を感じながら憩う為に
創られていたそうです。

シンボリックで美しいガゼボ。

上部のアイアンに
蔓植物を絡ませてゆくと大変優雅です。


♰ ガゼボはこちらからご覧頂けます。









洋食器の美しいトリオ


トリオとは直訳すると
3人組や三重奏のことを指しますが

洋食器の世界で言うトリオとは
ティーカップ、ソーサー、ケーキプレートの
3点セットのことを言います。

元々18世紀前半にトリオが大流行した頃は
ティーカップ、コーヒーカップ、ソーサーという
3点がセットだったようで
珈琲か、紅茶か…その時によって
使い分けがされていたそうです。

ティータイムに美しいカップソーサーと
プレートにお菓子を置いたら
とても優雅なひと時になりそうです。。


♰ カップ&ソーサーはこちらからご覧頂けます。









神聖なる教会アンティーク


街の至るところに
美しい教会が聳え立つフランス。

長きに渡り
祈りが人々の傍にあるフランスでは

かつて教会で使われていた
教会もののアンティークに
出逢えることがあります。

ベンチやシャンデリア…オルガン
小さな祈祷書もそのひとつです。

教会のアンティークは
今も尚、神聖なる空気を纏い
人々の祈りを聞き届けているように感じます。


◇Church Mirror (344-23)
◇Church Chandelier (053-17)
◇Antique Book (N042-28)







透き通る輝きのクリスタルガラス


高品位で透明度が高いガラスは
クリスタルガラスと呼ばれています。

アージェのシャンデリアパーツは
オリジナルのクリスタルガラスが付いています。

クリスタルガラスは光が射し込むと
無数の虹色の光彩が生まれ
その光景は本当に美しいです。

また、クリスタルとクリスタルが触れ合う音は
軽やかで特別な響きをもたらします。

シャンデリアをご覧になる際には
輝きや音色も、ぜひお楽しみ下さいませ。



♰ シャンデリアはこちらからご覧頂けます。








優雅で美しいトワルドジュイ


トワルドジュイは
マリーアントワネットにも愛されたことで知られる

18世紀のデザインをモチーフとした
フランスの伝統的な模様や生地のことです。

まるで繊細な絵画のような
エレガントで美しい模様が特徴的です。

カルトナージュや小物にお使い頂くのはもちろんのこと
お椅子などのお生地としても大変優雅です。

当店のソファやアンティークチェアは
お客様のお好きなお生地にてお張替えも承っておりますので
ぜひ、ご相談下さいませね。



◇Stool (908-16)







幻の青い食器、フロウブルー


美しく滲むように絵付けされたこの食器は
幻の青い食器とも呼ばれ
その名をフロウブルーと言います。

フロウブルーは元々
焼成時に顔料であるコバルトの成分が流れ出し

白い生地に滲み出てしまったという
偶然から生まれたものだそう。

その時の窯の温度や条件によって
色や滲み方が異なり

同じ絵付けは生まれないことから
"幻の青い食器"と呼ばれるようになったそうです。


◇Pot (Tureen) (EU782)
◇Antique Plate (TA641)
◇Antique Plate (EU738)







美しく輝くヴェルメイユ


ヴェルメイユとは
スターリングシルバーの上に
ゴールドを施した特別な技法の事を言います。

ヴェルメイユと認められる為には
幾つかの条件があり

銀色と金色が織りなす輝きが
大変美しい逸品です。

希少性が高い
ヴェルメイユの施されたアンティーク。
アージェでも集めています。



◇Cake Server (N041-28)







祈りと共にある…神秘的なロザリオ


細やかなパーツが連なる先に
十字架が揺れるロザリオ。

ロザリオは本来カトリック教会で
聖母マリアへの祈りを
繰り返し唱える際に用いられるそうです。


フランスでは、至るところで見かける教会。
"祈り"がいつも人々の傍にあることが伺えます。

アージェでは
ジュエリーとしても身に着けて頂ける
美しいロザリオを集めています。



♰ ネックレスはこちらからご覧頂けます。








ギリシャ神話のモチーフ


アンティークにはしばしば
ギリシャ神話と思われる
神秘的で美しいモチーフが施されております。

ギリシャ神話とは
古代ギリシアより語り伝えられる文化で

そこには多くの神々が登場し
愛憎劇を繰り広げる物語となっています。


美しいワンシーンに出逢った時…
一体どんな物語なのだろう?と想いを馳せるのも

自分なりに物語の続きを想像してみるのも
楽しみ方の一つですね。。


◇Object (G89-22)
◇Display Stand (EU2356-2)







フランスの美しい磁器、リモージュ


リモージュとは
フランスを代表する伝統的な磁器の総称のこと。

その名は焼き物の街として
世界的に有名なフランスのリムーザンという地方の
中心都市の名前から来ています。


リモージュ磁器の最大の特徴は
白い生地に絵付けをしてから
それを器に焼き付けるという手法にあります。

これによって透き通るような美しい白に
繊細な絵付けが出来るのだそうです。

フランスで代々伝えられてきたリモージュ磁器を
ぜひ、お楽しみ下さいませ。


♰ カップはこちらからご覧頂けます。
♰ プレートはこちらからご覧頂けます。








絵画のようなプチポワン


"プチポワン"とは
18世紀のウィーンで編み出された刺繍のこと。

まるで絵画のような
美しいこの刺繍の一番の特徴は
ステッチの針目の細かさです。

丁寧な手刺繍によって
1cm角あたり100~300目も
差し込まれていると言われています。

また、刺繍に厚みが出ることから
通常の刺繍よりも丈夫であるとされています。

一脚置いてあるだけで
優雅で華やかな空間を生み出すプチポワンのチェア。
アージェでも大変人気です。


◇French Arm Chair (1258A-24)
◇French Arm Chair (576-23)







小鳥達が集うバードバス


くぼみに水を溜めることで
鳥が水を飲んだり、浴びたり出来る水盤
バードバス。

脚付で程よい高さも出るので
お庭に置くオブジェとしても素敵です。


窓の向こうから
小鳥達のさえずりが聞こえたら…

それは鳥達が遊びに来ている
合図かもしれません。


♰ バードバスはこちらからご覧頂けます。








美しき飾り台、コンソールテーブル


コンソールテーブルとは
奥行きが浅く、飾り台としてディスプレイをお楽しみ頂ける
テーブルのことを言います。


17~18世紀にヨーロッパの上流階級の間で
使われるようになったことが起源。
その後、様々なデザインのものが生み出されました。

当時は一本足や二本足のもので
直接、壁に固定するものが主流だったそう。


リビングやエントランスにはもちろん
廊下等のスペースにもお勧めです。


♰ コンソールテーブルはこちらからご覧頂けます。







ドアを守る、美しいドアプレート


ドアプレートは
本来はフィンガープレートとも言い

ドアを開ける時に同じところばかりを押して
擦り減らないように
ドアを守る為のものだそうです。

アージェでは特に美しい装飾のものを集めており
アクセサリーのように飾りとして
お取り付けになられるお客様も増えて参りました。

100年、200年…と
その扉を長く使い続けることを前提に
考えられているところが
フランスらしくて素敵ですね。


♰ ドアプレートはこちらからご覧頂けます。








美しいビスチェ用トルソー


ヨーロッパの服飾の歴史を遡る時に
まず思い浮かぶのが
マリーアントワネットの時代の華やかな装いです。

宮廷文化の影響を受けた豪華な装いは
ロココスタイルとも呼ばれました。


そんなヨーロッパのファッション史を表すのが
ビスチェやコルセット用に使われていた
ウエストが細くくびれたトルソーです。

現代では考えられないほど
細い細いウエストライン。

その美しく儚げな佇まいは
優雅な時代背景とそこに隠された哀しみが
共に映し出される気がします。


♰ トルソーはこちらからご覧頂けます。








聖なる植物、アカンサスの装飾


古代ギリシャ時代から
聖なる植物として大切にされてきたアカンサス。

悠々とした美しいアカンサスリーフの装飾は
アンティーク家具に
様々な意匠として見られます。


その始まりは古代ギリシャで
とある彫刻家によって
コリント様式の柱装飾に施されたことがきっかけ。

その後
家具、銀器、建築装飾、写本の枠…など
幅広い分野において
その美しい模様が描かれるようになりました。

まるで、そこに息づいているような…
神聖なアカンサス装飾を
ぜひ、探してみて下さいませ。。


◇Console Table & Mirror (EU2924)
◇Antique Column (053-21)
◇Antique Column (035-11)






華やかなマリア・テレジアスタイル


緩やかに曲線を描くアームが
透き通るクリスタルガラスで覆われたシャンデリア。

マリア・テレジアスタイルと呼ばれています。

この優雅なスタイルのシャンデリアは
かつて、オーストリアの女帝マリア・テレジアが
ボヘミアの職人に命じて創らせた事が始まりです。

その後、フランスで広がり
パリのヴェルサイユ宮殿や貴族の邸宅にも飾られ
豪華絢爛で美しいシャンデリアのスタイルとして
絶大なる人気を博しました。


◇Crystal Chandelier (EU1395)
◇Crystal Chandelier (TA542)






美しい曲線のカブリオレレッグ


カブリオレレッグは
まるで猫脚のように緩やかな曲線で描かれた
家具の脚のことを言います。

17世紀末から18世紀にかけて
フランスを中心にヨーロッパに広がり
そのスタイルは、今にも受け継がれています。

脚の付け根部分が
貝やカルトゥーシュの優美なモチーフで
装飾されていることもあります。

語源となっている"カブリオール"は
フランスのバレエ用語で、美しい技のひとつ。
カブリオレレッグを持つ家具の優雅さが連想されます。。









キャンドルスナッファーで灯火を…


「これは、ハサミですか…?」と
お客様に聞かれることも多いこちらのアンティークは

かつてキャンドルの灯りが
日々の暮らしの傍にあった頃…

蝋燭の火を消す為に使われていた
キャンドルスナッファーです。


灯火をスナッファー部分で挟むようにして
火を消すことが出来ます。

息を吹きかけるのではなく
上流階級の人々はこうした雑貨を使って
上品に火を消していたのですね。








優美なロカイユ装飾


ロカイユ装飾とは
フランスを起源とするロココという呼び名の
由来となった美しい装飾のことです。


ロカイユ装飾は
貝や、優雅な花飾り
水飛沫や渦を巻くような曲線が流れ

多くが非対称に組み合わされる
フランスならではの優美な装飾。


出逢いが少ない中でもアージェでは
ロカイユ装飾が施された
アルモワールやミラーなどの家具を、大切に集めています。


♰ アルモワールはこちらからご覧頂けます。
♰ ミラーはこちらからご覧頂けます。






グスタヴィアンアンティーク


グスタヴィアン様式とは
当時のスウェーデンの国王グスタフ3世が
フランスのルイ16世の時代にベルサイユ宮殿を訪れた際

ネオクラシックなインテリア様式に大きな影響を受けたことから
新たに生み出されたスタイルです。


フランスの優美さに加え
北欧スウェーデンらしい直線的なラインや独特の色使いがなされた
グスタヴィアンアンティークは、本当に素敵です。


グスタフの王政は約20年間という短い期間だったこともあり
残されているものが僅かで
グスタヴィアンは大変希少性が高いとされています。

アージェでもそんな奇跡のような
グスタヴィアンアンティークを集めています。。








フランス窓のグレモン錠


フランスのほとんどの窓に見られる
美しい錠が、グレモン錠です。
(フランス語ではクレモンとも言います)

中央の取っ手を回し、芯棒を突出させることで
窓枠部分にその棒が収まり
施錠することが出来るというお創り。

アージェの店舗のウィンドウにも
実際にグレモン錠を使用しておりますが
取っ手部分を回し開ける瞬間が
特別感があって、とても素敵なのです。。

元々グレモン錠が備わっている窓、ドアや
グレモン錠単体でもご紹介しています。


♰ グレモン錠はこちらからご覧頂けます。
♰ ウィンドウはこちらからご覧頂けます。






ガーランド装飾の華やかさ


ガーランドとは
直訳すると、"花輪"を意味する言葉で
編み込まれた花や植物がゆったりと下がる
優雅な装飾のことです。

ガーランドは貴族的な模様として
フランスのベルエポック時代を発端に
流行したと言われており

その華やかさと美しさは
遙か昔から現代に至るまで
家具や雑貨、ジュエリー等に模様として刻まれ
愛され続けています。

幸福感も誘う
麗しきガーランドが施されたアンティークを
ぜひ、見つけてみて下さいませ。。








華麗なエンパイアスタイルのシャンデリア


ナポレオン1世の宮廷で生まれた
優雅なエンパイアスタイル。

無数のクリスタルが流れるように連なることで
まるで煌めきが連鎖する
華麗な空間を生み出します。


お城や貴族の館から出た
壮大で大きなシャンデリアから
1灯式の小さなものまで。

また、アージェでは
希少なブラケットやテーブルライトタイプも
エンパイアスタイルのものを集めております。


♰ エンパイアスタイルのシャンデリアはこちらからご覧頂けます。
♰ テーブルライトはこちらからご覧頂けます。







ルイ15世スタイルと、ルイ16世スタイル


ルイ15世スタイルとは
18世紀初期~中頃の建築や家具に見られた様式で
曲線を多く用いた、華やかで優美なデザインです。


一方でその後に流行した、ルイ16世スタイルは
直線的で左右対称なデザインが多く見られ
15世スタイルの美しさを受け継ぎながらも
新たな様式として、確立されました。


このように一つの家具から
フランスの美しき時代を見ることが出来ます。

家具の背景にある
歴史に想いを馳せながら
運命のアンティークを選んでみるのも素敵ですね。









天使とキューピッド


アージェでは総称して"天使"と呼んでおりますが
とっても似ている"天使"と"キューピッド"は
厳密にいうと、異なる存在なのだそうです。

天使は、キリスト教で神の使い。
一方、キューピッドはローマ神話における「愛の神」で
弓矢や矢筒、松明を持っています。

因みに、キューピッドのお供はプッティと呼ばれ
手には何も持たないようです。

どちらにしても愛らしい姿の天使とキューピッド。

この子はどちらかな…?と想像を巡らせながら
お愉しみ下さいませ。。








フルール・ド・リス


フランスアンティークの装飾に
見かけることの出来るこの紋章は
フルール・ド・リスと呼ばれ
フランス王家の紋章として古くから知られています。

フランスの国花である百合は
聖母マリアを意味し

三枚の花弁を重ねたその形から
三位一体の象徴であるともされています。

古来から伝わる伝説に由来するこのシンボルは
家具や雑貨、ジュエリーにも投影され
神聖なものとして永く受け継がれています。








幸福の象徴、グローブ・ド・マリエ


フランスで19世紀頃から作られた
グローブ・ド・マリエとは
結婚式で身に着けたティアラやジュエリーなどの装飾品が
飾られていたディスプレイケースです。

曲面ガラスのドームの内に
黄金の華麗なる装飾が散りばめられており

結婚のお祝いとして
特別な想いを込め花嫁に贈られたものだそうです。

幸福の象徴とも言えるグローブ・ド・マリエ。

良い状態で受け継がれているものは
希少性が高いと言われています。


♰ グローブ・ド・マリエはこちらからご覧頂けます。







美しき器、ファイアンスフィーヌ


テーブルウェアの歴史は多岐に渡りますが
フランスの陶器を語る上で欠かせないのが
Faience Fine(ファイアンスフィーヌ)と呼ばれる、美しい器です。

ファイアンスとは
16~17世紀にかけてヨーロッパで人気を誇った
錫釉陶器を意味するフランス語です。

当時、英国のクイーンズウェアが台頭してゆく中
その技術は、限られた窯でのみ製造が許されました。

その為、フランスの技術者達が
伝統を受け継ぎながら何とか編み出したのが
フランス独自のファイアンスフィーヌという骨董品なのです。

製作された期間がごく僅かということもあり
現存するものは希少とされています。

一見、シンプルな器ですが
その上質さと美しさを
ぜひ手に取って感じて頂けたら・・と、思います。

◇Antique Plate (H1401-23)
◇Antique Plate (H1403-23)
◇Pot (Tureen) (H1404-23)







神秘的な聖水盤


教会の入り口で
聖水を入れて手を浸し清める為に
使われていたという聖水盤。

信徒は聖堂に入る時に
聖水に指を浸して十字を切るそうです。


その用途から
壁に掛けられるお創りの小さなものが多い為

壁面装飾として絵やブラケットと共に飾って
お楽しみ頂いております。。


♰ 聖水盤はこちらからご覧頂けます。







象嵌細工の美しさ


"象嵌"は
その名の通り、象って、嵌めたもの。

つまり、ひとつの素材に
異なる素材を嵌め込む技法のことを言います。

写真のテーブルやチェアの装飾は
象嵌細工によって描かれたもの。

ひとつひとつ手作業で
掘り込まれた模様は見事で
本当に美しく、魅了されます。。


◇Table (078-25)







来訪を告げる音


ドアノッカーとは
訪問者が、来訪を告げる為に
取っ手を打ち付け音を鳴らす為のもので

お玄関などの扉や門などに取り付ける
金具のことを言います。

現代ではインターホンがその役割を果たしていますが
装飾として扉に取り付けて頂くと、とても素敵。

ドアノッカーは、なんと古代ギリシャ時代から
存在していたとも言われていて、その歴史は長いです。
コツンと金具がぶつかり合う音は、とても風情があります。


♰ ドアノッカーはこちらからご覧頂けます。






プティサイズのデミタスカップ


手のひらに乗るほどの
プティサイズの可愛らしいコーヒーカップは
デミタスカップと呼ばれています。

フランスで"cafe"というとエスプレッソのことを指し

濃く苦味の強いエスプレッソは
フランス人にとって
一番親しみのあるコーヒーなのだそうです。

小さなデミタスカップ&ソーサーは
ディスプレイとして飾ったり
眺めているだけでも癒されます。


♰ カップ&ソーサーはこちらからご覧頂けます。






煌めきを導くメダリオン


メダリオンはシャンデリアなどの
照明の上部に取り付ける、天井装飾のこと。

煌めきを導くように
シャンデリアの美しさを引き立たせ
華麗なる空間を生み出してくれます。

アージェでは
アイアン製のものや石膏製のものなど
たくさん取り扱っております。

ご新築やリフォームなどで
照明をお取り付けになられる方には、ぜひお勧めです。


♰ メダリオンはこちらからご覧頂けます。






恋文の傍らに…インクトレー


羽根ペンの先にインクを浸し
文字を書き記していた時代。

その時代に使われていたものが、インクトレーです。

蓋付のインク入れを備えているものが多く
中には、ペンを置いておけるスタンドや
小物入れ、レターラックが共になっているものもあります。


恋文の傍らには
いつもインクトレーがあったのでしょう。。。


ディスプレイとしてはもちろん
失くしてしまいやすいピアスや小物を
そっと置いておく場所として、お勧めです。。


♰ インクトレーはこちらからご覧頂けます。






キャンドルスタンドと炎の安らぎ


現代では電気という灯りが
当たり前のように生活を照らしてくれますが

時を遡ると、かつて人々は
火で灯りを取って暮らしていました。

古くから大切にされてきたキャンドルスタンドを見ると
その歴史に触れることが出来ます。


アージェでは小さな手燭の物から
芸術的で存在感のある物まで
美しいキャンドルスタンドが並びます。


炎の揺らめきは波や鼓動などと同じく
心地よいリズムを持ち
安らぎを得られるのだそう。


飾ってあるだけでも美しいですが
特別な日には
キャンドルスタンドに立てた蝋燭に灯りをともして

揺らめく炎の影に映る
想い出達を辿ってみるのも素敵ですね。


♰ キャンドルスタンドはこちらからご覧頂けます。






一人二役の素敵なライティングビューロー


ライティングビューローとは
引き出しなどの収納が付いたデスクのことを言い
ヨーロッパでは、古くから親しまれております。

扉部分を手前に引くとデスクが現れて
使わない時は、収納家具になってくれます。

扉の内側には
ピジョンホールと呼ばれる仕切り棚や
小さな引き出しが備えられている物が多く
机上の細やかな物を、整頓しておけます。

デスクよりもスペースを必要としない為
アージェでも、お探しの方が多い家具のひとつです。


♰ ライティングビューローはこちらからご覧頂けます。






スターリングシルバーの特別な輝き


純度92.5%以上の銀をスターリングシルバーといい
イギリスでは、スターリングシルバーが
「純銀」と定められています。

スターリングという言葉はイギリスの
銀貨であるスターリングポンドに由来すると言われており
「信頼できる」「価値のある」「本物の」などの意味があります。

純度が92.5%よりも更に高くなると
非常に柔らかく、強度が弱まってしまう為
食器やテーブルウェア、宝飾品などに一番適する純度として
スターリングシルバーは重宝されています。

澄んだように清らかで美しい光沢と輝きは
スターリングシルバーならではのもの。

信頼出来る銀製品として
高い評価を得ているスターリングシルバー。
その美しい輝きを、ぜひ、お楽しみ下さいませ。


♰ スターリングシルバーの商品はこちらからご覧頂けます。






文明の過程に触れる


かつて、未だ水道が発達していない頃は…

キッチンで汲んだ水を
このような大きなジャグ&ボウルに入れて寝室へ運び
身支度などをしていたようです。

文明が少しずつ発達してゆく過程も
アンティークから読み取ることが出来て面白いですね。


♰ 大きなジャグ&ボウル
◇Jug & Bowl Set (EU2875)
♰ ウォッシュスタンド
◇Wash Stand (EU2224)
♰ シンクはこちらからご覧頂けます。






ベルサイユ宮殿から伝わるシンメトリーの美学


フランスの空間デザインやインテリアは
シンメトリー・左右対称に飾られているのを良く目にします。

フランス人は
シンメトリーが好きなのでしょうか?

紐解いてゆくと・・・

フランスが誇る世界遺産である
美しきヴェルサイユ宮殿から
その美学は、受け継がれているようです。

アージェでもテーブルライトやブラケット等
ペアのアンティークを左右対称に飾って
フランス流のインテリアを愉しんでいます。






日時計の浪漫


人類最古の時計と言われている、日時計。

日時計とは、太陽の日周運動で変化する
指針の影がさす目盛りを読むことで時刻を知る時計のことです。

かつては影が落ちる場所で、時間を計っていたなんて
とても浪漫がありますよね。。

石造りが素敵なので、ガーデンに置いて頂ければ
遠いフランスの風が吹き抜けそうです。


♰ アンティークの日時計は以下から、ご覧頂けます。
◇Sundial (SK438)  ◇Sundial (EU842)






祈る為の椅子


お客様に
「この椅子はどのように座るのですか?」と
よく聞いて頂くのが、チャーチチェア・祈りの椅子です。

名前の通り、祈る為の椅子で
背もたれには、印象的な十字架が
象られているものが多く見られます。

低い座の部分に、跪き
組んだ両手を背もたれの上部に載せて
祈りを捧げるのだそうです。。。


♰ チャーチチェアは、こちらから、ご覧頂けます。






暖炉文化とマントルピース


壁付けの暖炉の周りを装飾する
飾り枠のことを、マントルピースと呼んでいます。


フランスは冬が長く、寒さも厳しい為
昔から暖炉文化が根付いており

そうしたことから
マントルピースやファイヤープレイスが
アンティークとして、受け継がれてきたのでしょう。


現代の日本において
暖炉を使用するお家は少ないと思いますが

サイドボードやカウンターよりも奥行が無いので
エントランスや廊下などに、空間装飾として
置いて頂いているお客様が多くいらっしゃいます。


天板にちょっとした物を飾って、
上にミラーや額絵を飾れば、それだけで、ひとつの美しい空間が生まれます。

また、暖炉の前に置かれていたファイヤスクリーンもご紹介致しております。
マントルピースの前に置いて頂ければ、フランスの邸宅の設えのようで、本当に素敵です。


♰ マントルピースは、こちらから、ご覧頂けます。
♰ ファイヤスクリーンは、こちらから、ご覧頂けます。







飾るだけでも美しい、ジャルディニエール


あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが
フランス語で、プランターや植木鉢といった意味を持ち
植物や花を飾る器として
フランスでは古くから愛されています。

アージェアンティークスでも
小ぶりの物から大きな物まで
様々なジャルディニエールをご紹介しておりますが
すぐにお嫁入りが決まってしまうものの一つ。

美しい流動的な曲線に
花や天使などの装飾が施された優雅なものが多く

ドライフラワーなどを飾ったり、小物入れとして
飾り棚の中や、サイドボード、チェストの上に。。。
或いは、何も飾らずに置いて頂くだけでも、素敵なのです。


♰ ジャルディニエールは、こちらから、ご覧頂けます。







アール・ヌーヴォー様式


18世紀初期のロココ様式に着想を得て
フランスとベルギーで始まった
アール・ヌーヴォーと呼ばれるスタイル。

女性的な、流麗で非対称なラインで形作られ
自然に関連付いた装飾が施されているのが特徴です。

モチーフとしては
蔓状の連続文様であるホイップラッシュ・カーブや
何かを花に変化させたファム・フルールなどが見られます。

アール・ヌーヴォーの美しさを継ぐ
アンティークを集めています。。


♰ アール・ヌーヴォースタイルのアイアンパネル

◇Iron Panel (SK547)  ◇Iron Panel (1139-24)
◇Iron Panel (1143-24)  ◇Iron Panel (EU2713)

♰ アール・ヌーヴォースタイルの雑貨

◇Stand Mirror (EU2877)  ◇Antique Easel (08802-23)
◇Jug (L074-26)  ◇Cake Server (G88-22)







フランスの暮らしに沿う、ダストパン&ブラシ


テーブルのパンくずをお掃除する道具として
使われてきたダストパン&ブラシ。
フランス語では、ラマス・ミエットとも呼ばれています。

日本では、卓上のブラシと塵取りはあまり見られませんが
パンが主食であるフランスならではなのかもしれません。

そして、暮らしに沿う雑貨ひとつをとっても
限りない美が注がれているのが、フランスの魅力的なところ。

それぞれにエンボス・ルプッセなどの技法で
麗しい装飾が施されています。


♰ ダストパン&ブラシは、こちらから、ご覧頂けます。






アルモワールキャビネットとは?


オーナーが、フランスアンティークを
愛するきっかけとなったのが
フランスのアルモワールキャビネット。


"アルモワール"とは、フランス語で
ワードローブやクローゼット等を意味する言葉で

古くからお城や貴族の邸宅に置かれていた
麗しき装飾を纏う、大きな家具のことを言います。

かつては結婚のお祝いにお嫁入り道具としても、贈られていたそうです。


優美な曲線で象られ、
中央の頂に、貝殻や薔薇、植物などを投影した
ロカイユ装飾が施されているものが多く
本当に美しい、アンティーク家具です。



収納力にも優れていて、鏡張りのアルモワールには、たくさんの物を仕舞っておくことが出来ます。

フランスの家具は、背の高いものが多いですが、日本の住宅にも置いて頂けるおサイズ感のものを、探しています。
また、元々背の高い家具でも、専門の職人がご希望の高さに調節可能でございますので、ぜひ、ご相談下さいませね。。


♰ アルモワールキャビネットは、こちらから、ご覧頂けます。







愛され続けるナポレオンチェア


ナポレオン3世が皇帝だった
1850~1870年頃にデザインされたナポレオン3世様式のチェアを
ナポレオンチェアと呼びます。

細やかな彫りから生まれたボビンターニングのフレームや
背もたれや脚の金彩が優美な
シルエットまで、大変美しいチェアです。

ナポレオンチェアは、座る為というよりも
見て、愛でる為の装飾家具として愛されてきたようです。

アージェでは、お届け前に一脚一脚、
大切にメンテナンスをしてお届けさせて頂きますので
飾って頂くのはもちろん、優しく扱って頂ければ、実際にお座り頂けます。


♰ ナポレオンチェアは、こちらから、ご覧頂けます。







オパリンガラスの魅力


オパリンガラスとは
オパールの様な乳白色の美しいガラスのことを言います。

一番はじめにオパリンガラスが生まれたのは
イタリアのガラスの国、ヴェネチア。
その後、1815年~1830年頃の時代に
フランスで人気を博したそうです。


ほんのりと淡く色付きながら
光が差し込めば、どこか透き通る、神秘的なガラス。

アージェでは、オパリンガラスのシャンデリアや
フラワーベース、雑貨などを集めています。


♰ オパリンガラスのシャンデリアは以下から、ご覧頂けます。

◇Crystal Chandelier (EU2914)  ◇Crystal Chandelier (SK494)
◇Crystal Chandelier (102-25)  ◇Crystal Chandelier (SK415)
◇Crystal Chandelier (G14-22)  ◇Crystal Chandelier (458-19)

♰ オパリンガラスのフラワーベースは以下から、ご覧頂けます。

◇Flower Vase (SK551)  ◇Flower Vase (J08-24)